こんにちは。よろずやカウンセリングサービスです。カウンセリングを利用するとき、多くの方は申し込むのに迷いや不安をお感じになるかと思います。カウンセリングを受けるには、費用や利用しやすさ、担当カウンセラーとの相性等、色々なハードルがあります。
なかでも大きいのは「カウンセリングを受けたほうが良いのか」の判断と、「受けてどんなことがあるのか」という見通しの持ちにくさではないかと思います。そこで、ここではカウンセリングがどのように始まり、進んでいくのかについて、数回に分けてお伝えしたいと思います。
カウンセリングを利用するまで⑥カウンセリングを通した変化
カウンセリングを受ける中で、「少しずつ自分自身の変化や成長が感じられた」という方は少なくありません。実際には「変化が感じられた」というよりは、「振り返ってみると変化していた」というようなニュアンスが多いかもしれません。
その変化は、ひとことで言うと「成長」という言葉で表せるように、私は思います。しかし、人それぞれの困りごとや、生まれ育った環境、パーソナリティによっても大きく異なるので、一概に言えません。また、カウンセラーとの相性もあります。たとえば、これまでカウンセリングを担当してきた中でいうと、このような変化をお聞きしました。
〇今困っていることの輪郭がはっきりとしてくる。漠然と困っていたことが、「これに困っていた」「こんな風に困っていた」という風に、言葉で表せるようになったり、実感として感じられるようになり始める。
〇最初の困りごとが、ちょっとずつ変化していく。例えば、自分の問題だと思っていたことが、実は人間関係の中で起きている問題だと分かる。例えば、自分の努力不足だと思っていたことが、実は自分の得意な部分を生かしきれていなかったと分かる。
〇抱えている問題を解決するための具体的な方法や、問題への向き合い方が見つかる。例えば、人付き合いの中で適切な表現の仕方を知り、実践できるようになる。例えば、暮らしの中で起きた問題の解決方法を導き出せるようになる。
〇自分自身の感情について、理解が深まる。自分の感情がどんな風に生じ、どう変化し、身体のどこで感じているかを感じられるようになる。ある感情の裏に隠れた感情に気付けるようになり、本当は自分がどうしたかったのか分かり、振り回されにくくなる。
〇過去の体験に生き方を影響されていた状態から、「今の自分が何をしたいか」を優先しやすくなる。つらい経験のフラッシュバックが減ったり、安全に思い出せるようになったりする。嫌な体験が蘇る仕組みを理解し、対処方法が身につく。
〇「なんとなく前より生きやすいな」と振り返った時に思えるようになる。例えば、自分をむやみに責めることがなくなったり、自分のちょっとした良い変化に気付けるようになったりする。より自由に自分らしい選択や考え方ができるようになる。
カウンセリングがどのように進むかは、人によって様々です。また、カウンセリングや心理療法の流派・技法によっても何に焦点を当てるかが違ってきます。もし気になる場合は、カウンセラーに直接聞いてみるのも方法の一つです。

